しし座流星群観望会の報告

1999年11月臨時会(遠征組）

■日　時：　1999年11月17日（水）午後2時〜18日（木）午後1時

■場　所：　高峰聖地公園駐車場（長野県小諸市）

■参加者：　4人(金井，照井，安村，渡辺)

■内　容：

　星を観る会の有志4人は、全国的な悪天候が伝えられるなか、長野県小諸市でしし座流星群の観望会を行ない、結果的に4人で約40個の群流星をとらえることができた。
　17日の夕方以降、野辺山宇宙電波観測所駐車場、山梨県立丘の公園駐車場と移動していったが、小さな晴れ間は長続きしなかった。事前の気象情報やAMラジオでの観測報告、また携帯電話で各地に連絡、天候を聞き「長野，群馬県境が有利」と判断し、一路浅間山に近い高峰温泉へと向かった。
　しかし現地では2000mの標高がわざわいし、一面濃いガスに包まれていた。朝まで待機も考えたが、霧が晴れる気配がなく、下山途中で小諸市立の高峰聖地公園駐車場を偶然見つけ、既に午前1時をまわっていたため、そこで待機することになった。
　そこでも雲の切れ間は次第に少なくなっていったが、諦めかけていた午前3時50分頃、晴れ間が大きく広がり、以降日の出に向け天候が回復していった。
　写真撮影による観測は薄雲により断念した。火球クラスの群流星はほとんど見られず、全体的な出現数も多いものではなかったが、奇跡的に得られた晴れ間を考えると、まずまずの観測会だったといえよう。
　なお、18日の薄明開始時にはすっかり快晴となり、夜には気付かなかった素晴らしい景色が広がっていた。

■その他：

• 第1会場（三栗山スポーツ広場）で予定していた観望会は、雨天のため中止となってしまった。

以上　報告　金井

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