定例会の報告
(2012.6.9更新)

2012年5月定例会

日 時: 2012年5月12日() 13:00〜17:00

場 所: 中央公民館 コミュニティルーム

実行委員: トマピ(代表)、Luna、ジョバンニ

天 候: 曇りのち晴れ

参加者: 15名

内 容: 日食の勉強会と、太陽観測フィルターを使った双眼鏡用日食眼鏡の工作


 金環日食を間近に控えた5月12日は日食の勉強会と、太陽観測フィルターを使った双眼鏡用日食眼鏡の工作をしました。

 最初の日食眼鏡の工作ではみなさん厚紙、はさみ、フィルターを手に真剣そのものでした。少し時間に追われながらの作業になりましたが、金環日食以降もずっと使える観望のお供ができました。

 

 日食勉強会ではもくせいさんを講師に迎え日食についての講義を聴きました。金環日食の見どころはもちろんリング状に輝く太陽ですが、限界線付近ではベイリー・ビーズと呼ばれる月表面の凹凸で金環がギザギザに見える現象が楽しめるようです。また、日食の観測では日食眼鏡で直接見るほかにも、こもれびや麦わら帽子などの小さな穴を通る光もすべて金環に見えるので、地面に目を向ける楽しみも教えていただきました。

 

 日食の講義が終わったころ、曇っていた空がちょうど晴れてきました。公民館の駐車場で日食観測の予行演習をしました。先ほど作った日食眼鏡が大活躍でした。望遠鏡での観測も出来たので黒点までばっちり観えました。途中、公民館に遊びに来ていた小学生たちも参加してくれました。観る会のみなさんも小学生のちびっ子たちも、きらきらした顔で空を見上げていました。

 

 今回は工作、講義、太陽観測と盛りだくさんな内容でしたが、21日の金環日食に向けて気持ちが高まる定例会になりました。


                                  (報告:ジョバンニ)

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